竹久夢二に会いに弥生美術館に行ってきた

行きたい行きたいと思って早くも5年余りが経った。
やっと今日、根津美術館・弥生美術館へ行ってきた。
なぜこんなに行けなかったのかと言うと私がとてつもなく方向音痴&地図が読めない&スマホの道案内でさえも迷う女だからである。加えて人に聞けない。

弥生美術館って根津駅とか東大前駅からでも徒歩7分。最寄り駅からも歩く。この時点で私は迷子になる。それもあって躊躇していた。
しかし、上野広小路から歩いてもいけるとのことだったので迷子覚悟の上でいってみた。
所要20分くらいということだが、私は1時間迷った。何度も東大病院とか、東大キャンパス?のあたりをうろつく不審者であった。

やっとの思いでたどり着いた弥生美術館はひっそりとしていた。道の途中に隠れるようにそっとたたずんでいた。
この美術館自体も、昔は旅館?だったようだ。どおりで素敵な雰囲気。
外観の写真を撮りたかったのだけど周囲が工場中で作業員のオジサンたちがたむろっていたためそそくさと中へ。いい意味で古くさい雰囲気。洗練されていない感じ。
暇そうな(失礼)おばさんに入場料900円を支払ってから中へ。
なんか、こんなに素敵な美術館なのにスタッフさんが残念すぎた。だってめっちゃ私語すんだもん。展示室まで聞こえるからなんか、雰囲気ぶち壊しですよ。梅酒ってなによ、梅酒って。

今、弥生美術館のほうでは泉鏡花展の球体展?もやっていて人形がたくさん展示されていた。
人形ってまじまじと見たけどめちゃくちゃ綺麗なお顔してた。ちょっと今風のビジュアルで可愛かったな。泉鏡花の作品の登場人物を人形で表したって感じの展示です。作品のあらすじも書いてあった。
人形っていうかドールっていうんだろうか、ああいうの。泉鏡花作品は無知ですけど読みたくなった。特に外科室と高野聖。今度借りてみよう。




そしていよいよ竹久夢二のコーナー!!!!!!!
やっぱり可愛いいいいいいいい!!!!!!!!色使いやばいいいいいいやばたにえん。。。。ぽてぽてっとした椿が可愛いよう。
そして夢二の嫁や彼女たちって、揃いも揃って美人。めんくいめ。


作品たちを舐めるように眺めて、物販コーナーへ。もう全てが欲しくなりますよ。散財した。ポストカードとバッチ……。

平日だからか、私のほかに5人くらいしかいなかったです。
おすすめです。ノスタルジックに浸れる空間。